メランコリア

私の中の黒い胆汁が増えたり減ったり
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矛盾連鎖
どうしても自分の価値観に価値を見出せない。

価値を見出していたら、これまで私は生きてこられなかったはずなのだ。

私が何を考えているか、どういう行動をして何を得たのか、そんなことを聞かれても、存在しないものは答えられない。
何も考えていないなんて事はない。
何もしないなんてことはありえない。
成長しなかったことなんてないだろう。
けれども、私にとってそれは些末である。どうでもよいことに気を配れるほど用意周到に生きてなどいない。

無価値である。
早く淘汰されてしまいたい。

今この瞬間は本当でも、少し時間が経てば嘘になるだろう。
けれども今こんなにも、居なくなってしまいたいのだ。

自己嫌悪なのかどうかもわからず、ひたすらに、磨耗していく。
00:56 | 鬱々 | comments(30) | trackbacks(0) | author : kio
ぷれす
 無理であるいらいらして何か壊したくなるわたしの時間はどこにあるのねえちょっとわたしはだれですか

とかいいながら、とてもとても恐れている
04:02 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
カルメンはカルメンだからね
  『私を殺そうというんだろ。ちゃんと知っているよ。顔に書いてあるからね。だがね、お前さんの心には従いませんよ。ホセ、お前さんはできない相談を持ちか けているよ。私はもうお前さんにほれてはいないのだよ。ふたりの間のことはすっかりおしまいになったのだよ。お前さんは私のロム(情夫)だから、お前さん のロミ(情婦)を殺す権利はあるよ。だけど、カルメンはどこまでも自由なカルメンだからね、カリに生まれてカリで死にますからね。今では私は何も愛したも のなんかありはしない。そして、私はお前さんにほれたことで自分を憎らしく思っているのだよ。』(メリメ:「カルメン」)

**

自由を好む奔放な女性と読むか
男の人が居ないと生きていけない弱い女性と読むか
自分の考えを曲げないプライドの高い女性と読むか
本当は早く落ち着きたいのにわざと破滅を呼ぶあまのじゃくな女性と読むか
ほかにも色々見方はありそうだけれども
どれも一人の人をあらわす言葉、どれも間違いでどれも正解。

私は、カルメンはひどい人ねと思いながら、
けれどもちょっと素敵だなと、
屈せずに胸を張るのは格好いいような、それでこそカルメンというような
そんな気がしたのでした。


01:52 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
解釈の誤差について
私は小さい頃からお母さんの様子を伺ってたと思う。
彼女には、機嫌がよい日よくない日があって、
よくない日に、彼女の癇に障るような言動をこちらが起こしてしまうと、
必ずといっていいほど雷が落ちる。
一瞬の雷ならばはいはいと流せても、数時間に渡る豪雨と雷鳴は子供にはつらいことで
だから多少の用心は、日ごろからの習慣だったのだ。
そうは言っても、完全に気持ちを読むことなんてできずに
幾度となく母のお説教を聞く機会はやってきた。
そのほとんどを受け流す形でやり過ごしていたから(数日経ったら内容を忘れているとか)
全力でぶつかってくれていた母には、大変申し訳ないとは思っている。
そういう風に流すのも嫌だし怖いのも嫌だから、顔色を伺っておとなしく生活していて
結果、母と兄との衝突回数よりも、母と私の衝突のほうが、断然少なかったと言える。

このような背景が、今の自分に影響しているのかどうかはわからないけれども
私はどうしても、相手の気持ちを探ってしまう。
何が原因で、どうしてこの人はこういう表情をしているのか。
今言った言葉の意味はなんだろう。
なぜ悲しそうなのか。どうしてちょっと怒った口調になったのか。
相手が楽しそうならばなんの問題はない。
しかし、ネガティブな様子が垣間見えたときに、私はどうしてもそれを改善したくなる。
もしその悲しさやつまらなさがわたしに由来するのもなら、
今すぐ謝るか居なくなるかをしたくなる。ほんとうにごめんなさい。

けれども、この相手の気持ちというのは、最終的にはこちらが想像で決めるものであって
正確な状態はいつだってわからない。
今語調が強かったから怒っているのかなあと思ったところで、それはたまたま強めに言うテストをしていただけなのかもしれず、今眉をひそめたのは、その人が不愉快な思いをしているわけではなく単に頭痛がしていただけなのかもしれず。

いつも、わかった気になっただけで、まるで見当違いな気持ちを汲み取っている気がする。

それでもやっぱり相手の中身を知りたいと思うし、知ろうという意識が働いてしまうのだけれど
それはよくないことなのだろうか。
表面をなぞって、ただ単純に、言葉で言われたことだけを解釈解析していればいいのだろうか。
表情だとか声色だとかというものに、意味は含まれていないのだろうか。
それらに意識を向けることは、果たして無駄なのだろうか。
あるはずのない心を知ろうとすることは、果たして無意味なのだろうか。

00:54 | 鬱々 | comments(6) | trackbacks(0) | author : kio
嫌われることについて
 ついでに最近気になっていることをもうひとつ。

私は人に嫌われることが恐ろしくてたまらないから、
八方美人な振る舞いをしていると思われます。
たいていの場合、関係がうまくいく人とはそれで仲良くなり
仲良くなれなさそうな人とは、特に衝突もなく距離が離れてゆく流れにあったのだけれど
そのどちらでもない人というのは、大変気になる存在です。

とりあえず相手は私を嫌いなのだと仮定してみよう。
途端に私のもつ性質の中の、狭量さと妄想癖が顔を出し、
「ははあん、そうかいそうかい、嫌いだったら好きにしてくれ。というか、そりゃ私は嫌われて当然ですよ愚鈍で頭のおかしい何を話しているかよくわからない絡みにくい娘っこですものね。あなたが正解ですとも。ふんだ!」
みたいなしょうもない気持ちで落ち込んだり様子を伺ってみたりするものの、
そんなものは何の役にも立たない。
おそらく大半が被害妄想に過ぎないのだろうけれども
ちょっとした不安は気になるものです。そして自分の心の汚さに自己嫌悪。

不満に思ってもがんばっても、どうしようもないことはどうしようもないことなので
もし私を認めない人間が現れたときには、割り切るしかない。
私は自分が大事だと思う人を大事にすることしかできないのだと思うのでした。

私を嫌う人が現れて、その人の気持ちを想像すると本当に悲しい。
反論の余地もなく自分の駄目さは瞭然なので、相手に頭を下げるしかできない。
「はあ、そうですね。そのとおりですね。いやはや生きていて申し訳ない。」(謎の太宰気取り)

けれどもそのときになったら実際は、変な抵抗力がはたらいて、
「だからなんなの?」という逆切れでもって接するのだろうと思う。


以上、妄言。
すべてがねじれている。
素直になりたいものです。
02:52 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
愚痴
私はひとつの個であるよ
どうして一緒にいなくてはいけないのどうして機嫌を伺わねばならないのどうして厭がっていることに気付かないのそんなに興味がないのだったらどうして拘束するのいやだったら言うだろうと思ってるのかもしれないけれど人に不快感を与えることをなるべくやりたくない八方美人な私にとってはそれは一番酷なことなんですもう嫌です無理ですいったいなんだと思っているの

特に言語化する努力もせずに、ここに愚痴をまき散らしてゆく

あとちょっとで終わるっていうかまだ終わらないのかい
終わった後でも、わたしは馬鹿だから痛いのを忘れて今を続けるのかなあ
あたまわるすぎる
ああイライラする
消えたい消えたい

研究やっぱり向いてないのかなあ。キリキリ
09:36 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
まずい
落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる

ちょ

どうした!
01:08 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
実兄義兄
さきほど兄が一瞬だけ帰ってきて、荷物を取ってすぐ去って行った。

彼の生活拠点は別に有り、私の存在は、彼の心の1%すら満たせていないのだろう。
居なくてもいい、どうでもよいのであろう。
兄は平和主義者だからそれを言葉に出すことはないが、被害妄想の気のある私は勝手に傷つく。


悲しい。


別段深い絆はなかったけれども
腹の立つことはたくさんあったけれども
私は兄が好きなのだ。おにいちゃんなのである。

「兄どこにおるん?」という私の問いには「引越しせないかんねぇ」という、答えではない応えが返ってきた。


きっとこのままほとんど会う事なく数ヶ月がすぎ
引越しをして
私たちはもっと会う事がなくなる。

家族とはそういうものであろうか。
兄弟とはそういうものであろうか。

昔はそういうことはどうでもよいと思っていたのに、最近の私は歳をとったようで
考え方がねちっこい。
嘆かわしい。



実の兄は遠のいていくが
赤の他人で、まるで兄のように親しくできる人は幾人か居るような気がする。
それはそれでありがたいのだが
やはり全開でまとわりつくわけにもいかず(もともとそんなことはしないけれど)
下手に懐くと後々に響くので相手も選ばねばならず
もう色々面倒だ。



私を特別扱いせずに、話をきいてくれて、話をしてくれて、一緒に居て落ち着けて嬉しくなる人がそばに欲しい。ただしそれは恋人ではいけない。


はやく年末になればいいのに。
01:48 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
惰性はもういいよ
別段、鬱なわけではない。
清清しい心地に近いのかもしれないけれども、どこかが疼いている感覚は、きっと気のせいではない。
それは、それ自体が原因なのではなくて、それを核にしたぼんやりとした何かによって与えられるものだ。


大多数の思考に慣らされていく。決して悪いことではないとわかっている。コミュニケーションの循環は格段に上がって毎日の楽しみは倍増するのだけれど、けれども時々恐ろしくなる。
自己と他者の差異。
些末に拘泥する人たち。
優しすぎる言葉。視線。
隠蔽。
不満。
言葉通りの意味を失って他の意図をのせられた言葉たち。


優しいというのは どういうことだろうか。
傷をつけないために本当を隠すことだろうか。
誠実さはいつ消えてしまったのだろうか。



本意どおりでないものがまかり通ることが、とても嫌だった価値観は過去のものとなり
そろそろ、不純な柔軟性を得ようとしている。

今の時点では、まだそちら側にはいけない。
私は踏ん張った。
それに意味はあったのか皆目わからないけれども
後悔はしていないし、この先もしないだろう。

届くことはないと確認しつつも
ごめんなさいとひたすら謝り続けている。
03:29 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio
思いつく単語羅列
擦り切れる。

身が欠けてゆく。変形してゆく。

嫌悪。

愛憎表裏一体。

ずぶずぶ。どろり。

理由なき涙。自己中心的。

痛む歯。痛む肩。

鏡を見るたびに活力が抜け落ちてゆく。

目は開いているが、物を見ていない。

現実からの逃避。逃避しきれないぬるさ。

過去を懐かしむこと。

女々しさ。

消えてしまいたい。

ありがちな思考に陥っている己への嘲笑。

若気の杞憂。

変わり行く人。

暖かい人。

人は冷たいもの。

凍傷への恐怖。

ぬくもりへの憧憬。

空ばかり見て街の美しさを見ない愚か者。

女子も男子ももういいよ。
どっちも汚くて美しくて恐ろしい。

けれども救いは必ず存在する。




麻痺。
01:24 | 鬱々 | comments(0) | trackbacks(0) | author : kio